2018.4.7　高校12期　プリンスリーグ第1節

2018.4.7　高校12期　プリンスリーグ開幕戦

浜松開誠館 - 中京大中京　4-0　岡島2　弓場　青島

開誠館総合グラウンド

いよいよ2018年プリンスリーグの開幕だ。
開幕戦は大きな期待と少しの不安が入り交じった独特の雰囲気がある。
参戦7年目の開幕戦の相手は中京大中京。昨年も開幕戦で対戦し3-0で勝利している。
今年のリーグに弾みをつけるためにも、今日は必ず勝とう。

今日は四月とは思えなくらい冷え込み、強い西風が吹いている。
試合は開誠館が風上のエンドを選択し始まった。
有利な風上に立った前半に少しでも得点しておきたい所だ。

試合はほぼ開誠館のペース。風が凪ぐ時間帯も多いため、決して風上だから攻め続けていると言う訳では無い。
皆の動きやボールのつながりも良い。
特にセンターバックに入った1年生の岡部のラインコントロールの良さが際立っている。
1年生ながら、開幕戦でこれだけ冷静にプレーできるとはたいしたものだ。
バックの山田や岡部を起点とした攻撃の組み立てがよく効いている。

先制点は前半20分。岡島が上手く抜け出し、キーパーを振り切って無人のゴールに流し込んだ。
前半終了間際の44分にも、左サイドのスローインから岡島が豪快に振り切って追加点。
岡島のシュートも素晴らしかったが、その前の児玉のプレーも素晴らしかった。
相手ディフェンス2人に囲まれながらも粘ってボールをキープし、前に送ってチャンスにつなげた。

前半は2-0とリードし、後半へ。
風下となった後半は、開始直後こそ相手陣内で攻撃をする時間帯があったが、その後は防戦一方。
しかし落ち着いたプレーで相手にチャンスを与えていない。
選手交代で流れ変わり、開誠館が攻め込む場面も多くなってきた。
追加点を奪えなくても、攻めることによって相手に得点を与えなければ良いのだ。

試合は3分のアディショナルタイムに突入した。
すると左サイドを児玉が突破し中央にクロス。これに弓場が反応し貴重な3点目を挙げた。
更にその直後、今度は青島のシュートが決まり、試合を決定づけた。
リーグ戦は最後に得失点差が効いてくる。アディショナルタイムでの2得点は非常に大きな意味を持つだろう。

試合は4-0で快勝。新人戦の頃に比べ、隙が無くなってきた印象を受けた。
今年も大いに期待できそうだ。

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